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パコのサンチャゴ巡礼日記

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2016年 11月 22日

鶴と龍の激坂の後はロングライドだった(20~23番)その2

20番鶴林寺、通称“お鶴”を打ち終えて、次の21番太龍寺へと向かいます。鶴峠を下る途中で反対方向から登ってくる大荷物の女性ライダーとすれ違いました。ご苦労様です。
那珂川に沿って登ります。水が綺麗なのは四国の川の共通した特徴です。
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21番太龍寺も520mの山の上にあるお寺ですが、有難い事にロープウェイで登る事ができます。自転車も一緒に載せて頂く事ができるのも嬉しい事です。
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大分登ってきました。
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むかしこの辺りには狼がいたのだそうです。日本で最後に目撃されたのもこの辺りだったとか、それにちなんだ狼の像がこちらを向かって吠えていました。
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11時半、第21番太龍寺を打ちます。
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ここから今日の宿、牟岐町は50kmも先です。宿の女将から昼頃に電話する様に、との依頼が昨日ありました。遍路は中々着かずにドタキャンになる事が多いらしく、自分達の様に70kmくらい走る事を前提としてプランを組んでいると猶更不安になる様です。取りあえず、チャンと行きますからと電話で確認しました。
しかし、後2つお寺を打って50kmの道のりです。一度は輪行も考えたくらいですが、頑張ってゆく事にしました。
という訳で、ショートカットルートでもあるお寺の裏道を下ってゆく事にしました。しかしこの道が聞きしに勝る激坂、おまけに道はガラガラです。リム熱に注意しながらゆっくりと下りました。
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激坂を下りきったところに廃業した遍路宿がありました。ロープウェイが開業する前はこちらがメインの遍路道としてにぎわった様ですが、今は人影もありませんでした。
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朝から激坂を登ったり下りたり、大分疲れも溜まってきました。13時前、「道の駅わじき」でお昼にしました。うどん定食はジャコとエビで出しをとった美味しい汁にどちらかというと柔らかなうどんで美味しかったです。
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14時10分、第22番平等寺を打ちます。
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峠にはトンネルがありました。
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15時、第23番薬王寺を打ちました。
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このお寺も山の上にあります。
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立派な宝塔が見事ですが、時間も気になるのでゆっくりと見学しているわけにもゆきません。
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日和佐トンネルがありました。この辺りの長いトンネルには側道があって助かります。
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晩秋の陽はつるべ落とし、それでも何とか間に合って暗くなる前に今日の宿に到着しました。話し好きの女将の語る遍路宿の今昔物語を聞きながらの夕食は楽しいものでした。
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ヒルクライムとロングライドの2つを楽しんだ(?)日でした。
走行距離73.2km 総上昇量1,446m

by don-francisco | 2016-11-22 10:09 | 四国遍路2016(第2回区切打ち)


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